水素の健康効果

Originally published:2016/01/10 | Updated: 2022/03/14

太田成男教授のブログや、著書「水素水とサビない身体」「ウォルター先生の水素の話」、また、いくつかの論文を参考に、水素についてまとめてみました。

太田成男教授プロフィール

1951年福島生まれ。
東京大学卒業
東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了
自治医科大学　准教授
日本医科大学　大学院教授
専門ミトコンドリア
日本ミトコンドリア学会前理事長
日本Cell Death学会理事長
分子状水素医学シンポジウム会長

2007年5月に Nature Medicine で太田教授グループの水素に関する論文が発表されました。月刊 Nature Medicine には、世界中から寄せられた医療関連の論文の中で選り抜かれた3論文のみ掲載されます。それに選ばれたということは、水素が世界トップレベルの研究であると認められたということです。

水素の健康効果に関する画期的発見の後、太田教授は、水素の医療特許も所得されます。
太田教授は、水素研究での世界的権威です。

NatureMedicine

水素水には、スーパーフードや一般の抗酸化物質では得られることができない効用があります。

また、スーパーフードや栄養剤などは、健康な人には良くても、薬を服用している人や、身体に疾患がある人がとると、かえって病気になるものがあり、全ての人に勧めることができません。しかし、水素水は、全ての人に安全で、効用があるというのが素晴らしいところです。

水素水の特徴

水素の抗酸化作用は非常に都合よく、善玉活性酸素には作用せず、悪玉活性酸素だけ撃退する。(選択的還元)
水素には、数々の体質改善効果がある。これは、水素がいろいろな遺伝子(DNA)のスイッチを調節するため。スイッチをオン・オフにするというよりも、光の明るさを調節するような感じ。遺伝子スイッチの調節は、1日くらい持続する。
- 抗炎症作用 = 炎症を抑える効果:
  炎症性ホルモン(炎症性サイトカイン)や、MPO, MCP, Caspase-3, Caspase-12, TNF, interleukins, Bcl-2, Bax, Cox-2などの調節
- 抗アレルギー作用 = アレルギー反応を抑制する効果:
  花粉症などアレルギーでは、ヒスタミンがヒスタミンを受け入れる受容体に入るとアレルギーを引き起こすが、抗ヒスタミン剤と同じように水素も受容体をブロックするので、花粉症のシーズン前にたくさんの水素水を飲むと症状を大幅に軽減できる。また、アトピーや免疫の過剰反応が抑えられる。
- 活性酸素を消去する酵素を生成する手助けをすることにより、悪玉活性酸素ができにくい体質にする
- 脂肪代謝 (脂肪を燃やすこと) を促進し、血糖値を下げる:
  肝臓のFGF-21ホルモンの分泌を促進するため
- 水素が細胞膜にいることによって、脂質がサビることを防ぎ、体に悪い状態になる物質を作らない。
- 血管収縮に関わるエンドセリンの分泌を抑制して血管を拡張する。
  - 末梢の血流がよくなって、冷え性改善。
  - 末梢の血流がよくなって、顔色が明るくなって、くすみが解消、
  - 血管が柔らかくなり動脈硬化予防。
  - 血管の老化予防
  - シミの細胞を集めてしまい、水素を1週間塗るとしみが薄くなる。
- 胃からのグレリンというホルモンの分泌を促す。グレリンは、成長ホルモンの分泌を促し、成長ホルモンは、以下の効果を促す。水素水を飲んで4日ぐらいで効果が出てくるので、継続して飲むことが必要だ

各組織の成長を促す

筋肉を増強する
骨密度をあげる(骨粗しょう症の防止)

代謝のコントロール

脳の疲労回復
メタボリズムを高める
脂肪の燃焼
肝脂肪の脂肪を燃やす
病気への抵抗力
肌や筋肉など、体組織の修復・再生
運動や労働、怪我などで疲労・破損した体組織を修復・再生

心臓を保護する
脳神経を保護する
副交感神経に働きかける
セロトニンの分泌を促し、脳の老化抑制や認知症を予防。
海馬領域での錘体細胞の密度が大きくなり、神経伝達の向上に繋がる。

水素は悪玉活性酸素ヒドロキシルラジカルが最も発生している部位に作用する。
- 例えば、ストレスを感じている時に水素水を飲めば、脳に効く。
- 膝が痛ければ、膝に効く。
高血圧の薬の降圧剤を飲むと、高血圧の人も、健康な人も、低血圧の人も全員血圧が下がってしまうが、水素は、実に都合よく、高血圧の人だけに作用して、健康な人や低血圧の人の血圧数値は変わらない。
水素のすごいところは、過不足無く、都合のいいところに働きかける。
水素水を飲むと、10分くらいで身体に吸収され、拡散によって体内や血液に溶け込み、全身を駆け巡る。
水素水はいくら飲んでも害が無い。
水素水は、他の薬品や化粧品と併用しても全く問題が無い。
余分な水素は、水素ガスとして、1時間くらいかけて呼気から排出される。
水素は、フリーパスで全ての細胞内のどこにでも入ることができる。
- 非常に小さいため
- 油性と水溶性のどちらにも影響されないため

hydrogen-vs-earth hydrogen-vs-antioxident

このような効果は、今までの食品や薬にはなかったものです。

また、水素は特定部位だけではなく全身に効果があるのが特徴です。

細胞に酸化物質を入れて 1時間後の写真 ➖ 赤いのは死んだ細胞、みどりは生きた細胞

nhk-cells-comparison

そのままの細胞 (左) vs 培養液に水素を入れた細胞 (右)

現在、水素で効果が確認されている分野:

循環器
- 動脈硬化
- 脳卒中(脳梗塞)
- 心筋梗塞
- 再灌流障害
脳神経
- 認知症
- パーキンソン病
- 脳浮腫
- 外傷性てんかん
- 記憶力
呼吸器
慢性閉塞性肺疾患(煙草病)
喘息
肺気腫
呼吸窮迫
内分泌代謝
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム
皮膚
- アトピー性皮膚炎
- 火傷
- 日光皮膚炎
- シミ
- しわ
腫瘍
- がんの発生
- がんの移転
- がん化学療法と放射線療法の副作用
眼科
- 白内障
- 未熟児網膜症
消火器
- 肝炎
- 膵炎
- 胃潰瘍
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
血液系
- 異常ヘモグロビン症
- 薬物性貧血
- 播種性血管内凝固
泌尿器
- 糸球体腎炎
- 薬物性腎障害
その他
- 自己免疫疾患
- リュウマチ
- アレルギー
- 花粉症
- 痛風
- 歯周病
- 膠原病

水素水を飲んで寄せられた感想

風邪をひきにくくなった

水素で体の健康が保たれると、免疫機能も上がり、風邪もひきにくくなる。

疲れが残らなくなった

疲れとは、活性酸素の害によってこわれた部分が十分に修復されず悪いところが残った状態。直しきれない状態は、活性酸素が発生しやすい状態でもある。水素によって活性さんをを取り除き、修復作業が進む。

二日酔いしなくなった

アルコールは毒素と同じで、二日酔いも活性酸素の影響。
水素水を飲む一番効果的なタイミングは、アルコールを飲んだ直後。
二日酔いに関しては、水素の効果としては効き過ぎる感もあるので、もしかすると別のメカニズムも働いているのかも。

ダイエット効果

水素は、エネリギ-代謝を活発にするホルモンを増やし、脂肪を燃やす体質になる。
このホルモンは、インスリンが効かなくなる状態を改善する働きもある。
水素により、脂肪を燃やす酵素が増加してミトコンドリアで効率的に脂肪を燃やすことができるようになる。

筋肉痛がなくなる。傷が早く治る

筋肉痛は、筋肉繊維が過度の運動によって切れて炎症が起きている状態。自分自身の細胞が壊れたため、外敵だと勘違いして過剰反応で自分を攻撃してしまっている。治そうという働きと、攻撃し続ける作用が同時に起こり、治りが遅くなる。水素水によって炎症が抑えられ、修復が進む。

尿が出やすくなった

腎臓も活性酸素を沢山発生させる臓器なので、関係があるのかも。尿の量も多くなる。

汗をかきやすくなった

多分、エネルギー代謝が高くなるからだと思うが原因不明。

肩こりがなくなった

水素は血行を良くする作用と炎症を抑える作用があるためだと思われる。

肌がしっとりした。くすみが少なくなった。

水素の抗酸化作用のため

シミが薄くなぅった、シワが減った。

水素の抗酸化作用のため

花粉症が軽くなった、アトピーの発赤やかゆみが減った

ED (勃起不全) が改善した

EDは血管の柔軟性が失われると生じるので、動脈硬化抑制効果がある水素が効く。

便秘しなくなった、ぐっすり眠れるようになった、血圧が下がった

自律神経系の 副交感神経系を優位にするため。
過剰な活性酸素が緊張状態を引き起こすと、交感神経系を優位にするが、水素が活性酸素の害を少なくすることで、副交感神経を優位にする。
水素水を飲むと、胃から分泌されるグレリンというホルモンが多くなるが、グレリンには、神経を護ったり、副交感神経系を優位にする作用がある。

その結果、寝付きが良くなり、便秘が治りやすい

臨床結果など

皮膚のアンチエイジング臨床結果

Amazing Ｊ株式会社（アメージングジェイ株式会社）より

自社のエステで、フェイスパックに水素を使用した効果は以下:

くすみが消えた (1回で効果あり)
毛穴が目立たなくなった(1回で効果あり)
シワの深みが浅くなった
肌の透明感が増した
ニキビが無くなった (水素の抗炎症効果)
アトピー肌が消えた
肌のざらつきが消え、ツヤが増した
小鼻の周りの赤みが引いた
シミ、そばかすが薄くなった
むくみが取れた、
くまが薄くなった
顔の輪郭がはっきりした

水素により、本来の肌の力が蘇ってくるのだそうです。

水素は分子が細かく、肌にのせただけで直接細胞内に入り込み、老化トラブルの原因の「肌の毒」活性酸素を排除してくれるためだといえます。

皮膚

紫外線を浴びると

→ 普通の酸素は一重項酸素(酸化力はヒドロキシルラジカルの次に強力)という強力な活性酸素に変貌し
→ メラニン細胞を刺激して増やし
→ シミができ
→ 紫外線が無くなってもいつまでもメラニン細胞が居座り続けたり増えすぎる。
一重項酸素は皮膚の細胞を構成する線維芽細胞(皮膚の張りを保つコラーゲンを作る細胞)を弱めたり、殺したりして、皮膚の張りが弱くなり、シワができます。

細胞内でメラニンを作るには、善玉活性酸素の作用が必要なので、メラニン細胞はせっせと活性酸素を作り出しては、メラニンを増やします。

丈夫なコラーゲンを作るには、ビタミンCが必要。ビタミンCが体の活性酸素を消すのに使われてしまうと、コラーゲンが作れません。

肌に水分を維持するヒアルロン酸は、外から塗っても中に入りませんが、皮膚の細胞で作り出しています。皮膚の細胞が弱ったり減れば、水分保持が出来ません。

ヒアルロン酸を作るには、多くの酵素が必要ですが、カロテンの仲間がこの酵素を増やしてくれます。

水素は、皮膚の老化の元となる活性酸素を取り除くだけでなく、

血管収縮に関わるエンドセリンの分泌を抑制して血管を拡張、末梢の血流がよくなって、くすみが解消、シミの細胞を集めて、しみが薄くなるという結果もでています。

糖尿病・メタボの臨床結果

梶山内科クリニック(Kajiyama Clinic) より

糖尿病予備群の6名の方に、300 ml の水素水を1日3回飲んでもらい、血糖値の変化を調べたところ、全員の数値が下がっていた。そのうち4名が正常化していた。

その後、水素水を積極的に治療に取り入れたところ、以下の病気で明らかな効果がみられた。

糖尿病
メタボリック症候群(高脂血症、内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質異常症、インスリン抵抗性など)
心筋梗塞・脳梗塞
動脈硬化

水素を飲むと、肝臓から分泌される、エネルギー代謝・脂肪代謝を活発にするホルモンFGF-21 (fibroblast growth factor 21) が放出され、その結果、

エネルギー代謝が活発になり、脂肪を燃焼する働きを促進。肝脂肪も改善する。
悪玉コレステロール値が減り、善玉コレステロール値が改善される。
インスリン抵抗性 (インスリンが効かなくなる)を改善し、インスリンが効くようになるため、血糖値が改善される

metabo-fat

つまり、脂肪燃焼効果が上昇するので、体脂肪が増えず、脂肪肝にもならず、中性脂肪も増えすぎず、コレステロールが下がり、血糖値もあがらないことになります。

心筋梗塞や脳梗塞で血管が詰まると、活性酸素がたくさん出るが、注射液に水素を溶かし、直接患部に水素水を流すと、活性酸素を除去してくれる。

内蔵や脳幹を含めて全ての細胞に行きわたるという点で、水素水は画期的。

糖尿病

糖濃度が高くなると

→ インスリンが分泌され
→ 余分な糖をグリコーゲンと脂肪に変えて蓄える

糖濃度が高くなると

→ 骨格筋のミトコンドリアで糖をエネルギーに変えて、血糖値を低くしようと試みる。

しかし、糖尿病患者はこの機能が失われていて、筋肉はエネルギーを作れません。

結果、疲れやすく、体がだるく、力がでないことになります。

理由は脂肪酸。

脂肪酸が多すぎると、心臓以外の筋肉では、エネルギーが十分にあると認識して、糖分を取り込まなくなります。その上、活性酸素が発生して、糖分を取り込めなくなる悪循環がおこります。

糖尿病では、筋肉のミトコンドリアで糖をエネルギー源として消費出来ず、等の血中濃度は高いままの状態で、エネルギ不足の状態になります。

糖分が使えないミトコンドリアは、アミノ酸をエネルギー源として使おうとして、筋肉のタンパク質を分解するため、筋肉がなくなり、結果ミトコンドリアの数も減ります。

インスリンを分泌する細胞が死んでしまっては手遅れなので初期治療が必要です。

水素により、肝臓からFGF-21 (fibroblast growth factor 21)ホルモンが分泌されるため、エネルギー代謝が活発になり、脂肪を燃焼、インスリン抵抗性も改善され、インスリンが効くようになるため、血糖値が改善されます。

ダイエット

水素は、肝臓から分泌され、エネルギー代謝・脂肪代謝を活発にするホルモンFGF-21 (fibroblast growth factor 21)の分泌を促す遺伝子の調節スイッチを作動させます。この効果も1日持続します。

そのため、水素水を飲むと、同じだけ食べても、体脂肪や血液中の中性脂肪が減り、血糖値も下がります。

また、エネルギー代謝が活発になり、同じ運動量でも酸素の消費量も上がります。

そのため、運動選手が水素水を飲むと、糖代謝ではなく、脂肪代謝が盛んになり、疲れにくくなります。

パーキンソン病

順天堂大学より

順天堂大学は、パーキンソン病におけるパイオニア。

脳神経内科で18名のパーキンソン病患者に対して、9名は1日1Lの1.6ppmの水素水、残りの9名には普通の水を、ダブルブラインドでプラセボ対策をして 48週間与えた。(自宅で見かけは全く同じ機械を使い水素水を作るという方法を使用)。

結果、改善されたパーキンソン病に薬よりもはるかに効果があるとわかった。

これは、動物疾患モデルと同じ結果となった。

この結果を見て、2013年3月より、パーキンソン病患者を10倍規模で募集し、順次試験に参加してもらっている。

パーキンソン病の実験結果

スポーツ

筑波大学人間総合科学研究所では、スポーツ医学の見地から水素水をテスト。

水素水を脳と乳酸値が8割くらいに抑えられていて、筋の疲労で出るCK (クレアチンキナーゼ=骨格筋や心筋に多く存在する酵素で、細胞の損傷や破壊により血中へ出てくる)もやや低下。

水素水を飲むと、疲労が少なくなる。

関節リュウマチ

原土井病院 (福岡県)

関節リュウマチの臨床試験で水素水の効果が認められた。

患者20人に対し、毎日530ml (5ppm)の水素水を4週間継続して飲用、4週間休んだ後、再び4週間水素水を与えた所、1回めと2回めの飲用において、それぞれリュウマチが改善。

腎不全

福島県立医科大学

腎不全による腹膜透析において水素水を溶存させた透析液を使い、全身の酸化ストレスを軽減させる結果を得た。

脳梗塞・皮膚発赤

西島病院 (静岡県)

急性脳梗塞の患者に、脳梗塞治療薬とともに水素を溶かした点滴液を点滴したところ、治療薬単独投与に比べて、水素を与えたほうが優れた効果を示した。

急性皮膚発赤でも、水素水や水素ガスを使用。

stroke

歯周病

岡山大学医学部

歯磨きをしないと

→ 歯周病菌が歯茎に入り、
→ 炎症を起こす
→ 炎症性ホルモンが分泌され
→ 全身の免疫細胞から活性酸素が放出されやすくなり、
→ 全身の活性酸素量が増加
―> 全身の健康を損なう。

となりますが、水素水で歯周病の進行が抑制されることを確認。

心拍停止蘇生

慶応義塾大学医学部

水素ガスにより、心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善。

心肺停止蘇生では、半分ぐらいが死んでしまい、社会復帰が難しいのですが、

水素ガスを吸わせると９２％が生きている
低温療法と併せると１００％生きている

という結果がえられました。

この結果には日本ショック学会会長賞、東京医師会医学賞、アメリカ心臓学会でも賞を貰っています。

アンチエイジング

辻クリニック

アンチエイジングを突き詰めていくと、酸化、炎症、糖化、毒、栄養不良にたどり着きます。

治るスピードよりも、活性酸素でダメになるスピードが早いと、どんどん病気は進行していきます。

身体を治すスピードが落ちて、身体をダメにするスピードが上がることが老化ともいえます。

抗癌剤治療や、放射線治療でも、水素を入れると、髪が抜けたり、味覚障害を起こしたり、吐き気を催したりなどを含む副作用がほとんどでません。

辻院長は、今、水素に遺伝子が壊れることを防ぐ作用があることに着目。放射線で被爆すると遺伝子が破壊されるが、水素を点滴することでその値がぐんと下がることに注目しています。

炎症

炎症は、自分自身の細胞が壊れた時にも、起こります。メカニズムは、

自分自身の細胞が壊れた時、
→ 敵の細胞と勘違いして
→ 炎症性ホルモンが出て
→ 全身に緊急事態を知らせる
→ それにより過剰反応が起こり
→ 自分自身を攻撃する

ケガをしたときなど、活性酸素は酸化によって雑菌を退治して健康を維持しますが、時には過剰反応になり、活性酸素を必要以上に作り出してしまいます。すると、全身に警報が発せられ、炎症性ホルモンによって侵入者がいることを全身にしらせ、攻撃体制を作ります。多く作られた過酸化水素の一部はヒドロキシルラジカルに変わり、自分自身の細胞を攻撃してします。これが炎症といわれる現象で、熱をもったり、腫れたり、痛くなったりするわけです。

その時に水素を使って悪玉活性酸素だけを無くすと炎症を抑えて治癒が早まります。

また、水素は、DNSスイッチに働きかけ、炎症性ホルモン (炎症性サイトカイン) の発生を抑えるため、過度の炎症を抑えてくれます。

酸化・炎症・アレルギーは、負のスパイラルで密接に関係していますが、水素は、この負のスパイラルを断ち切る力があります。